ハワイアンゲームで腕試し!

何百年も前にハワイの人々が娯楽やスポーツとしてどんなことをやったのでしょうか。どこでも同じように、すぐに使える自然の道具で、競争者たちが高いレベルで競え合えるようなゲームを発明したです。

パラダイスコーブでは、いくつかの伝統的なハワイアンゲームを試すことができます。一見簡単に見えるゲームも、実は結構難しいものだと実感なさることでしょう。

昔のハワイの人々はゲーム、娯楽、そして気晴らしの行事にたくさんの時間を費やしていました。身体的な力や持久力、そして危険も伴うゲームから王族だけのために備えるゲームまでありました。特にきっちりとした道具で作られたゲームでは、人々は頻繁に練習し合い、機敏さ、忍耐などを競い合っていました。

年に一回のマカヒキ (10月中旬から2月中旬までの約4ヶ月の祝祭の時期) の間は、他のあまり重要でない仕事は中止となっていました。指導者に税金を手芸品や園芸品という一般的な形で払い終えた後、人々は自由に遊んだり、ダンスをし始めたのです。

パラダイスコーブでは以下のようなゲームに参加できます:

オオイヘ:やり投げ

かつて訓練された若い武士が接戦のやりの戦いをし、食事の集まりのために技術を発展
させるというオオイヘというゲームは非常に難しいものでありました。
バナナの植物の茎が的として使われることもありました。競争者は5メートル弱離れたところから木製の軽いやりを茎に目掛けて投げました。カメハメハ大王はやり投げにおいて史上最も巧みな指導者として知られています。
ある観察者がその様子をこのように描いています。「6本のやりが彼に向けていっぺんに投げつけられた;そのうちの3本は自身で受け取り、2本は横にそれ、最後の1本はすばしこく自分の体をわずかに傾けることにより避けることが出来た。」

ウルマイカ:石投げ

ウルマイカ、またはオロフはハワイ初期においてとても人気のあったスポーツとして知られています。特別に準備されたコースの上で転がされる手作りの石は、現代のアイスホッケー用のパックに似ています。競争者の技術を試すために、両脇にあるくいの間に石を転がしたり、力を試すために長いコースで石を転がしたりしていました。良い形で残っているウルマイカのコースのひとつで、約150メートルの長さのものがモロカイ島にあります。

モアパヘエ:木製ダーツ投げ

競争者が両脇にあるくいの間に木製のダーツ(モア)を滑らせるというゲームで、ウルマイカとほとんど同じようなものです。しかし、ウル(石)は転がすのに対し、モア(ダーツ)は滑らせるので、こちらの方が予期の出来ない、高度なゲームとなっています。